あゆ「おはようございますっ」
いつものように、台所で朝食の準備をしている秋子さんが、穏やかに微笑みながら・・・・
あゆ「朝ご飯、トーストで良いよね?」
祐一「・・・・なにやってんだ、あゆ」
あゆ「見てのとおりだよ」
祐一「俺には、儀式をやろうとしているように見えるが・・・」
あゆ「うん。その通りだよ」
祐一「おい待てっ!朝っぱらから何してんだ!」
あゆ「もちろん、AIRが出てもボクの人気を保つための儀式だよ」
祐一「・・・逆に人気が落ちるぞ・・・・」
あゆ「そんなことないよっ。だって、祐一君を生贄に捧げるもんっ」
祐一「捧げるなっ!」
いつもの通学路で。
あゆ「祐一君っ!」
通学路も中程まで来たところで、突然後ろから呼びとめられる。
あゆ「祐一君っ!祐一君っ!」
切迫した声で、何度も俺の名を呼ぶ。
祐一「どうした、あゆ?ちゃんと儀式の片づけしてきたか?」
あゆ「秋子さんがっ、秋子さんがっ!」
息を切らせながら、振り返る俺の元へ走ってくる。
祐一「秋子さんが、どうしたんだ・・・?」
あゆの様子は、誰の目にもおかしく映った。
よほど急いでたのか、服も来ていない。
・・・ってちょっと待てっ!服ぐらい着てるだろ普通っ!
作者「それが裏Kanonの恐ろしいところだ」
祐一「お前の趣味だろっ!」
1月23日 完
あとがき:ごめん(笑)今回凄く短いですね。ネタになるような文章が少ない・・・っつーか、俺の力量が普通に足りないだけなんですが(汗)