裏Kanon 舞編

プロローグ

 

祐一「じゃあ俺に、学校に行ってノートを取ってこいと言うんだな?」

名雪「別にそこまでは言わないけど・・・・」

祐一「いいよ。行って来る」

名雪「ごめんね」

祐一「迷惑かけてるのは俺のほうだからな。自業自得ってことだ」

 

祐一「・・・・・・」

違う世界へ踏み込んでしまったのではないか。俺はそう思った。

ここを通ってきたはずなのに、そこはもう俺の知る場所ではないような錯覚にとらわれた。

顔を上げたその先に、幻想的な光景があったからだ。

非現実、というほうが近かっただろうか。

でも俺には、その少女の不自然な存在が、その場に違和感のないものとして映った。

少女は夜の校舎に立っていた。

一振りのライトセイバーを携えて。

・・・・・って、ライトセイバー!?

チャーン、チャーン、チャチャチャチャーン、チャーチャチャチャチャーン、チャンチャンチャチャーン!(スターウォーズのテーマ)

祐一(おい!これなんだ!この音楽はぁ!?)

舞「私は魔物を討つ物だから・・・・」

祐一「・・・・・説得力無さすぎだぞ」

 

これが、俺と舞の出逢いだった。

評:「プロローグ」とかほざきながら実は1月11日のテキストをそのまま写したものです。すいません。

でもこれからどんどん書くんで今日のところは許してくだちゃい。