1月20日の裏Kanonでは語られなかったが、舞が学園サバイバルゲームで高等過ぎる戦術を駆使して使用禁止の核兵器を持ち出してしまった。
祐一「見事に学校の中庭がキノコ雲だったよなぁ・・・・・・」
佐祐理さんは、翌日学校を休んだ。大事を取ってのことだろう。
でも、佐祐理さん自身は、這ってでも学校に登校したかった筈だ。
なぜなら舞の制服姿を見られるのは、今日で最後だったからだ。
無慈悲にも、学園からの決定は下されていたのだ。
・・・・・この場合、どちらが無慈悲かは疑問になるが。
たぶん、あいつは、空中二回半ひねり飛び込みもせずにこの学校を去るのだろう。
ざしゅっ!
舞「・・・・誰がするか」
祐一「舞・・・・・・ナイスツッコミだ」
祐一「俺は舞と一緒にいたいぞっ!」
なに言ってんだ、俺は・・・・
でも口が止まらない。
祐一「馬鹿だからな、俺はっ!」
祐一「馬鹿だから、どれだけ砂山が崩れたって盛りつづけるんだよっ!」
祐一「ガキのようになっ!」
祐一「だから、舞っ!俺はおまえと一緒に居るぞっ!」
祐一「お前と一緒に居ることが大好きだからなっ!」
祐一「お前の事が好きだからなっ!」
祐一「聞こえてんのかよ、舞っ!」
祐一「俺はお前の事が大好きだって言ってるんだぞっ!」
舞「・・・・・・・・・」
舞の足が止まる。
舞「・・・・・・・・」
舞「・・・・・」
舞「・・・なんて言えばいいと思う」
半身で振りかえった。
祐一「今、思ってることを口にすればいいんだよ」
舞「・・・・・・・」
舞「・・・・」
舞「・・・・・・ガチョーン」
舞「・・・・・・・谷啓」
祐一「ああ」
「ああ」じゃねーだろ!俺!
舞編 1月21日 完
あとがき:ぐわっ!またもややる気の感じられない文章!しかも短い!なんとかしなきゃ、俺!