舞編 1月24日

がさごそがさごそ・・・・・

ぼふっ!

祐一「げほっ!ごほっ!」

祐一「くそっ・・・」

何かを始めなければ、というその衝動から、その日は朝から水瀬家の物置を漁っていた。

武器となるものを手に入れる。まずはそこからだ。

舞のような実際の武器がどうしたら手に入るかはわからない。

カシッ・・・・・・・

祐一「・・・・・・・あ」

だから、その物置で1本の天空の剣を手に入れたとき、俺は救われたようにほっとしたのだった。

・・・って待てっ!なんで天空の剣が物置にあるんだよっ!

でろでろでろでろでろでろでろでろでーんっ!

*「ゆういちはのろわれた!」

祐一「なんで呪われるんだぁっ!」

 

 

廊下の先に、同志を見つけると、俺は駆け足で寄っていく。

祐一「さて、今日からは本気だからな」

祐一「夜食も、手軽に済ませてしまおう」

そしてお互いの表情が分かる距離で立ち止まると、カロリー○イト(ドリンク・ホット)をその顔めがけて投げつける。

パシッ

相手はそれを片手で受け取ると、器用に開けて見せごくごく飲んだ。

・・・・・・・。

舞「・・・・・おいしくない、むしろ不味い」

祐一「俺もそう思う」

なんで携帯栄養食にせずにカロリーメ○トドリンクを買ってきてしまったのだろうか?(しかもホット)

舞「・・・・・それはなに」

携帯食を片付けてしまうと、俺の手にしていたものに舞は目を移した。

祐一「見て分からないのか?天空の剣だよ」

舞「・・・何に使うの」

祐一「いや、魔物と戦おうと思ったんだけど・・・呪われた

舞「祐一は職業が勇者じゃないから・・・」

おい、なんだっ!職業って!

舞「・・・祐一は遊び人」

祐一「嘘っ!?」

っつーか、ドラク○ネタ引っ張りすぎだって・・・・・

 

1月24日 完

あとがき:2学期入ってかなり更新速度が遅くなっております。まったく申し訳無いです。これから暇作って頑張ります。でも一応受験生なんだよなあ(笑)