がさごそがさごそ・・・・・
ぼふっ!
祐一「げほっ!ごほっ!」
祐一「くそっ・・・」
何かを始めなければ、というその衝動から、その日は朝から水瀬家の物置を漁っていた。
武器となるものを手に入れる。まずはそこからだ。
舞のような実際の武器がどうしたら手に入るかはわからない。
カシッ・・・・・・・
祐一「・・・・・・・あ」
だから、その物置で1本の天空の剣を手に入れたとき、俺は救われたようにほっとしたのだった。
・・・って待てっ!なんで天空の剣が物置にあるんだよっ!
でろでろでろでろでろでろでろでろでーんっ!
*「ゆういちはのろわれた!」
祐一「なんで呪われるんだぁっ!」
廊下の先に、同志を見つけると、俺は駆け足で寄っていく。
祐一「さて、今日からは本気だからな」
祐一「夜食も、手軽に済ませてしまおう」
そしてお互いの表情が分かる距離で立ち止まると、カロリー○イト(ドリンク・ホット)をその顔めがけて投げつける。
パシッ
相手はそれを片手で受け取ると、器用に開けて見せごくごく飲んだ。
・・・・・・・。
舞「・・・・・おいしくない、むしろ不味い」
祐一「俺もそう思う」
なんで携帯栄養食にせずにカロリーメ○トドリンクを買ってきてしまったのだろうか?(しかもホット)
舞「・・・・・それはなに」
携帯食を片付けてしまうと、俺の手にしていたものに舞は目を移した。
祐一「見て分からないのか?天空の剣だよ」
舞「・・・何に使うの」
祐一「いや、魔物と戦おうと思ったんだけど・・・呪われた」
舞「祐一は職業が勇者じゃないから・・・」
おい、なんだっ!職業って!
舞「・・・祐一は遊び人」
祐一「嘘っ!?」
っつーか、ドラク○ネタ引っ張りすぎだって・・・・・
1月24日 完
あとがき:2学期入ってかなり更新速度が遅くなっております。まったく申し訳無いです。これから暇作って頑張ります。でも一応受験生なんだよなあ(笑)