真琴編 1月18日 

眠りが浅くなっているのが分かった。

夢から夢へと渡り歩く感覚。

そんな中、誰かの息遣いが聞こえてくる。

シュゴーーッ!シュゴーーッ!

ほのかな香から、女の子だと思った。

・・・・・・思うのか?俺。

そばにある。すぐ近くに感じていた。

ガシッ!

・・・っと、食べられる感じがあった。

っつーか、マジで食べられてしまった。

祐一「ぐお・・・・誰か・・・・助け・・・・・・」

真琴の奴・・・・・マジでこんないたずらを・・・

っていうか、これもういたずらじゃない・・・・・・・

裏Kanon 真琴編 完

 

真琴「あうーっ、終わらないわよっ!」

祐一「なんだ・・・これで終わりじゃないのか」

真琴「当たり前でしょっ!」

 

真琴「このネコ、飼ってもいいかなぁ」

祐一「秋子さんに聞いてみろよ、1秒で答えは出ると思うぜ」

真琴「うん」

真琴「秋子さん、このネコ飼っても良いかなぁ?」

秋子「・・・・・・・」

じゅるり

秋子「了承」

祐一「・・・・・・秋子さん。今なんか「じゅるり」って音が・・・」

秋子「企業秘密です」

いや、企業秘密って何が!?

秋子「新しいおでん種・・・いえ、家族がまた増えて、美味しくなって・・・・いえ、賑やかになってきたわねぇ

祐一「あ、怪しーっ!」

所々言い直してるしーっ!

秋子「でも、名雪には内緒ね。あの子が猫を見つけると、やっかいなことになるから」

秋子さんも厄介だと内心思う。

真琴「やっかいなこと?」

祐一「もし、名雪に発見されようものなら・・・」

名雪「ねこー」

じゅるり

ネコ「にゃー」

名雪「ねこー、ねこー」

じゅるり

ネコ「にゃー、にゃー」

名雪「ねこー、ねこー、ねこー」

じゅるりっ!

ネコ「にゃー、にゃー、にゃー」

祐一「・・・・という、世にも恐ろしい事態になるからだ」

真琴「良く分からないけど・・・・・」

分からない方が良い。

 

真琴編 1月18日 完

あとがき:最近、学校の部活の部誌の印刷してたんでやる気が出ねっす。どうしましょう・・・