眠りが浅くなっているのが分かった。
夢から夢へと渡り歩く感覚。
そんな中、誰かの息遣いが聞こえてくる。
シュゴーーッ!シュゴーーッ!
ほのかな香から、女の子だと思った。
・・・・・・思うのか?俺。
そばにある。すぐ近くに感じていた。
ガシッ!
・・・っと、食べられる感じがあった。
っつーか、マジで食べられてしまった。
祐一「ぐお・・・・誰か・・・・助け・・・・・・」
真琴の奴・・・・・マジでこんないたずらを・・・
っていうか、これもういたずらじゃない・・・・・・・
裏Kanon 真琴編 完
真琴「あうーっ、終わらないわよっ!」
祐一「なんだ・・・これで終わりじゃないのか」
真琴「当たり前でしょっ!」
真琴「このネコ、飼ってもいいかなぁ」
祐一「秋子さんに聞いてみろよ、1秒で答えは出ると思うぜ」
真琴「うん」
真琴「秋子さん、このネコ飼っても良いかなぁ?」
秋子「・・・・・・・」
じゅるり
秋子「了承」
祐一「・・・・・・秋子さん。今なんか「じゅるり」って音が・・・」
秋子「企業秘密です」
いや、企業秘密って何が!?
秋子「新しいおでん種・・・いえ、家族がまた増えて、美味しくなって・・・・いえ、賑やかになってきたわねぇ」
祐一「あ、怪しーっ!」
所々言い直してるしーっ!
秋子「でも、名雪には内緒ね。あの子が猫を見つけると、やっかいなことになるから」
秋子さんも厄介だと内心思う。
真琴「やっかいなこと?」
祐一「もし、名雪に発見されようものなら・・・」
名雪「ねこー」
じゅるり
ネコ「にゃー」
名雪「ねこー、ねこー」
じゅるり
ネコ「にゃー、にゃー」
名雪「ねこー、ねこー、ねこー」
じゅるりっ!
ネコ「にゃー、にゃー、にゃー」
祐一「・・・・という、世にも恐ろしい事態になるからだ」
真琴「良く分からないけど・・・・・」
分からない方が良い。
真琴編 1月18日 完
あとがき:最近、学校の部活の部誌の印刷してたんでやる気が出ねっす。どうしましょう・・・