祐一「名雪、悪いけど先行っててくれ」
名雪「祐一は?」
祐一「俺は、ちょっとコンビニに寄ってから行くから」
名雪「残り10分だよ」
名雪が腕時計に視線を送る。
名雪「祐一の命」
祐一「人の寿命勝手に決めんなよっ!」
祐一「俺は、このゲームが終わるまでは生きてるはずだろ!」
名雪「分からないよ〜。Kan○soみたいにすぐ死ぬかもしれないよ」
祐一「んなわけあるかっ!とにかく、先に行ってろよ、いいなっ!」
同人ゲームに話を振られても困る。
祐一「・・・これで準備は整った」
俺は今買ったばかりの物を鞄の中にしまって、コンビニを後にした。
あゆ「何の準備?」
祐一「決まってるだろ、真琴を・・・」
あゆ「夜這い?」
祐一「どわぁっ!いきなり出てくるなあゆ!」
あゆ「やっぱり夜這いするんだ」
祐一「するわけあるかっ!それにお前、真琴が誰だか知ってて言ってるのか!」
あゆ「狐」
祐一「・・・・・・・」
あゆ「狐」
祐一「・・・・・・・」
あゆ「狐」
祐一「・・・・もういい。しかし、ひとり言に何の脈略も無く入ってくるな」
あゆ「さっきのひとり言だったんだ。てっきりめそ・・・ゲフンゲフン!」
何ィ―――――!!??マ○ルさんネタ!?っつーか、パクリじゃん!
祐一「・・・それで、こんなところで何をしてるんだ?」
あゆ「ボクは学校に行くところだよ」
祐一「だったら、その茶色い袋は何だ?」
あゆ「たい焼きっ」
予想通りの答えが、予想以上に元気良く返ってきた。
あゆ「あのたい焼きやさんって、こんなに朝早くからお店出してるんだね」
祐一「どうしたんだ、そのたい焼き?」
あゆ「貰ったんだよ」
祐一「貰ったって、誰に?」
あゆ「屋台のおじさん」
祐一「屋台って、あの屋台か?」
あゆ「うん。ボク他のたい焼きやさん知らないから」
祐一「あのおやじ、もしかして記憶力無いのか?」
あゆ「違うもん」
祐一「何が違うんだ?」
あゆ「ボク、謝りに行ったんだよ」
祐一「お。ちゃんと金返したのか?」
あゆ「うん。それでちゃんと謝ったよ」
祐一「珍しく殊勝だな」
あゆ「ボク、いい子だもん」
祐一「いい子は最初から食い逃げなんかしないぞ。まあ、後で金払ったんならいいけどな」
あゆ「うん。そしたらおじさんが、これ持ってっていいって」
そう言うとあゆは、袋の中から不発弾を取り出した。
・・・・・・って、不発弾!?おい、待てっ!なんでそんなもんがあるんだっ!
祐一「おい、あゆっ!なんだよそれっ!」
あゆ「たい焼きやのおじさんに貰ったんだよ」
祐一「そんなわけあるかっ!!」
あゆ「うぐぅ、ホントだもん!えいっ!」
そう言うとあゆは不発弾を地面に投げつけた。
どすっ!
どっごおおおおおおおおおおおおおおんっ!
商店街、壊滅。祐一、遅刻。
あゆ編 1月14日 完
あとがき:不発弾ネタが多くなってきましたよ。もう裏Kanonであゆと言ったらたい焼きと不発弾が好きな女の子でとおっちゃいますね(笑)