裏CLANNAD 智代編 5月7日
 男子生徒「あいつらが、野球部と戦ったってよ…」
 男子生徒「あそこ主将だけはまともじゃん。なのに、そいつもかすりもせずに三振だって」
そもそもボールが消えてたからな。
 男子生徒「ピッチャーは誰だったんだ?」
 男子生徒「それがあの女子だって」
 男子生徒「マジかっ…」
歩くだけで、これだけ噂が聞こえてくる。
 春原「ふんっ…こりゃまた鼻が高いね」

 男子生徒「キャッチャーは途中から消し炭になってたたってよ」

 春原「悪かったですねぇっ!」

ていうか、春原なんで生きてる。

 智代「うるさいぞ、春原」
 春原「くそぅ、次こそは活躍してやるからなっ」
 智代「朋也、今日もやるのか」
 朋也「当然だろ?」
 春原「僕、バスコだったら得意なんすけど」
ここで裏CLANNAD渚編4月19日のネタ出すのかよ!!
 智代「解説が細かすぎだ。ご丁寧にリンクまで張って、見てほしいのか?」
ええ………そりゃ、まあ………そもそも渚編から何年経ってると思ってるんですか。

 男子生徒「あいつら今度はソフトボール部も撃破したってよ…」
 男子生徒「ウチ、ソフトボール部は強かったんじゃなかったっけ?」
 男子生徒「だから、本物だって言ってるんだよ…」
 男子生徒「ただ、キャッチャーやってる奴が、足引っ張ってるらしいけど」
 春原「おまえ、やってみますかッ!」
 声「ひぃー、死亡フラグが来たぁ!」
「ヘタレ」より酷いなそれ。
 春原「死亡フラグって言うなーーっ!」
 智代「うるさいぞ、歩く死亡フラグ
 春原「アンタも鬼ッスね!!死亡してるけど次の日には生き返ってるから厳密にはフラグじゃないよ!!
それもどうだろう。
 智代「おや、春原、知らなかったのか?お前には実は残機が存在しているんだぞ」

 春原(残機15)「何その新設定!?

春原の横に残機が………

 智代「ちなみに、初期設定では5000機あったんだけどな」

死にすぎ。


 智代「あまり好ましくない状況だな…」
 朋也「どうして」
 智代「噂されるのはうんざりだ…」
 朋也「そりゃ、仕方がないだろ。みんなに支持してもらうってのは、そういうことだよ」
 朋也「今は、悪い噂を払拭するために頑張る。それだけだ」
 智代「脅しにも思えるぞ…」
 朋也「それは違う」
 朋也「俺は一度だって、智代に投票しろなんて強要していない」
 朋也「みんな、おまえの実力を目の当たりにして、惹かれてるだけだ」
 朋也「男なら、嫉妬も覚えるだろうけど、おまえは女だからな」
 智代「そういうのが嫌なんだ」
 智代「力でなびかせようとしている」
 朋也「勘違いするな。暴力じゃない。スポーツだ」
 朋也「これ以上、健全なものなんてない」
 朋也「おまえは、過去を気にしすぎなんだよ」
 智代「そうだろうか…」
 朋也「このまま頑張れ」
 智代「朋也がそう言うなら…やってみるが」
 朋也「違うだろ」
 朋也「そもそも、生徒会を目指したのは、おまえの意志だろ?」
 智代「あ…」
 智代「そうだった。悪い…」
 朋也「いや」
 智代「今日は、何をすればいい?」
 朋也「そうだな…」
 朋也「おまえ、剣道なんて強そうじゃないか?」
 智代「きっと、強くないぞ」
べらぼうに強かった。
レギュラークラスの部員たちの竹刀が、かすりもしない。

ムキになった相手の面に煮えたぎった湯を流し込んで、試合は片づいていく。

って、片付けていいのかそれ!?剣道部員大丈夫!?

 智代「大丈夫だ。ほんの500mlしか流し込んでない

お前鬼畜過ぎ

 智代「春原…今回は汗をかいていないだろ。相手してやるぞ」
 春原「てめぇな…僕がここの部員と同じヘタレだと思ってたら痛いめみるぜ…」
春原、ゲームどおりの台詞なんだが、どうみても死亡フラグです本当にありがとうございました(春原残機-1)
けど、俺たちには時間がなかった。
すべての部と対決できれば、よかったのだけど…
その半分も終わらないうちに、投票の日は訪れた。
この二日間で、どこまで智代は、生徒たちを引きつけられたのだろうか。
投票は、HRで各教室ごとに行われた。
投票用紙に並ぶ名前のひとつに丸印をつけて提出するだけだ。
俺は外山○一の名前の上に丸をつけた。
………って、なんでコイツの名前がここにあるんだよ!!
智代「その前になぜ躊躇なく丸を付けた貴様(熱湯をぶっかける)

あちいいいいいいいいいいい!!

裏CLANNAD 智代編 5月7日 終
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ひとこと:
毎回千枚通しなのもね、ちょっと興ざめだよね。
なので今回は熱湯。まあ、熱湯ぶっかけられてるシーンはリアルに想像するのはやめとけ。
普通に拷問だ。でも裏CLANNADはフリーダムなのであんまり気にせずにいくぜ。

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